月の滴が落ちる 私の上にだけ 溺れてしまおうか 曖昧さを残して 裁けないよ誰にも その手をつかむ必要は 求められてないから 沈んでゆくの見届けて 声に出さない思いはどこにも 行けないことに気がついて 満ちては欠けてく思いは色あせて 上書き保存できないままで かけたグラスで何も受け止める 溢れないよう注いでも 満たされないまま繰り返されるかと 眠れない夜また訪れる 声にならない思いはいつまで 大事に抱えしまい込む 変わっていくのがそんなに怖いこと 離さないからその手伸ばして レンズ越しから見える風景は 私のいない世界だけ 昇って沈んだ太陽を追いかけ まっさらな日がまた訪れる